2016/02/03

控訴審判決全文(PDF)

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PDFファイルによる判決全文です。

前編と後編の二分割になっています。

2016/02/01

ふと 思った・・・・・

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一審のときも そうだった。

 

主文だけを読み上げて退場する裁判官たち。

まるで同じシーンのリプレイのように文言までもかわらない。

既視感があると、一審のときには口を衝いて出た「不当判決」の言葉も出てこない。

 

・・・・・慣れて、どうする。

 

報道はきていた。

しかし、翌日、記事はなかった。 

 

負けたから、なのか。

あのときも、思った。

裁判所の判断を後退させたから、とりあげてもらえないのか。

 

思考は同じ回路をめぐりながら、ふと べつの出口にたどりつく。

いままで こうして つらい思いをしてきたひとたちが

いっぱい いっぱいいるのではないか。

それを 知らなかっただけではないのか。

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あまりにあたりまえで ありふれたことだから

記事にもならず

わたしたちは つながらないできた。

 

想像する力を 持たなかったから。

 

ならば、わたしたちは

切りすてられたわけでない。

孤立でもない。

昨日まで きづかなかった

たくさんの たくさんの

語られることのない人々と ともにいよう。

 

(by karasunoendo)

 

【画像説明:上=脱原発テント、下=第二次水俣訴訟】

 

 

 

2016/01/28

控訴棄却、されど・・・・

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残念ながら、高裁での結果は棄却、敗訴となりました。

しかし、判決文を検討した弁護団の解説によると、

原審では切り捨てられた三か月後の濃度検査を評価、

指針値以上の揮発性有機化合物が存在したことが認められた、

これは大きな前進であると。

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詳しくは追って報告します。

2016/01/26

ビラ完配

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24日(日)午後、東戸塚駅前で高裁での公正な判決を求めて宣伝活動が行われました。

寒波襲来のなか、原告ほか10名が参加。

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用意した300枚のビラを すべて渡し切ることができました。

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(なにをやってるんだろね?) と通り過ぎようとした方に声をかけました。

   「保土ヶ谷高校? あー、知ってるよ。 県立高校だろう。

    孫が受けたの。 ここにくるまえだったからね。

かいつまんで事情を説明すると

   「わかった。 読ませてもらうよ」

と 受け取っていかれました。

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ニュースは、報道されて、新しいものにとってかわられていくけれど

そこにいた人々はそれで終わりではない。

口をつぐんでも、汚染された場所はなくならない。

その主体が、公の組織であれば、なおさら。

わすれてはいけない。

「hodogaya_sickschool2016.1.24 .pdf」をダウンロード 

(↑pdfファイルをダウンロード、印刷できます。↓画像をクリックいただくと大きな画面でご覧いただけます。)

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判決は明日です。

2016/01/23

控訴審で伝えたかったこと 原告メッセージ

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「20151118chemical_sensitivity.mp3」をダウンロード (←こちらをクリックしてください)

(前半部分省略)

「・・・もう30回にも及ぶこの裁判を、毎回、40名から50名の方に傍聴いただいた、延べ人数にして1500名ぐらいの方が傍聴されたというそのこと、

その事実というものが、私には大きな力ですし、また、自分が何をやらなければならないかということの大切さを、つくづく思いました。

何しろ健康被害を受けた人間でなければ、訴えることができなくて、行政が変わらない。

人が死ななければ、信号ができない。それが今の日本の現実です。

・・・たまたま偶然にも、こういう事故に出会ってしまいましたけれども、そういう出会った人間としての、ある意味では、仕事っていうのを、与えられたというふうに考えて、あと、どれだけ元気いられるか、わかりませんが、まあ、できるだけ、可能な限り、病気の方の支援をしていきたいなあと思っています。

・・・化学物質過敏症というのは、急激な鬱になって、本当につらいんです。

そういうつらさというものをみんな、なんていうんだろう、職場の違う問題としてとらえているんですけれど、そうじゃなくて、もう生活環境の中にそういうものがあるんだということを、一人でも多くの方に、気が付いてもらって、そこで、あっという時に、ちょっと背中をさすって助けてあげることができるような、そんな生き方を、これからもしていきたいなあと、いうふうに思います。

今日は、本当にありがとうございました。」

          (2015/11/18 結審後の報告集会での原告挨拶より)

ココログにアップできる音声ファイルのサイズがとてもとても小さくて、

ほんの一部ですが、原告の訴えをお聞きください。

理解を助けるために、音声部分の前後を書き起しました。

たくさんの方に、そして、保土ヶ谷高校の卒業生に、聴いていただけたらと思います。

 

2016/01/20

東海大学医学部教授坂部貢医学博士意見書

判決まで、 一週間を切りました。

前回の裁判で原告が提出した坂部教授の意見書を入手しましたので掲載します。

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(以下、非常に重要と思われるので、書き起します)

 

2. 柳沼英夫氏殿の診断名と現症について

  北里大学北里研究所病院初診・再診時における神経学的検査を中心とした客観的医学所見において、

中枢神経機能障害(主として滑動性眼球追従運動障害/中枢性眼球運動障害)、

混合性平衡機能障害(中枢性+内耳性重心動揺異常)が認められ、

さらに日常生活に支障をきたす程度の自律神経症状が認められた。

また、詳細な問診並びに患者本人によって記入された問診票項目の結果から、

強い「化学物質不耐性」が認められた。  

 

3. 初診時に認められた自覚症状と現症との関連について

 自覚症状の発症経過とその要因について意見を求められているので回答する。

詳細な問診並びに問診票記入内容から、

学校環境における工事時に、多彩な急性症状が出現したことから、

既往歴等を十分検討したうえで、何らかの外因性要因が関与したことが強く示唆される。

揮発性の有機化合物が使用されたこと、

出現症状の経過が化学物質によるシックビルディング症候群・(SBS)と考えても医学的に矛盾がないこと(一般的なSBS経過と整合性がある)、

使用されたと思われる有機化合物の主要なものに、揮発性が高いものが含まれていたこと等から、

SBSを発症しうる濃度の吸入により身体影響を受け、その後遺障害として

現在の神経機能障害(中枢性眼球運動障害、重心動揺異常等)が継続して認められるとの医学的判断に矛盾は無い。

仮に、揮発性有機化合物の影響は関与しないとすると、

柳沼殿の症状経過を医学的に説明することは極めて困難である。

 

よって、原告からの聞き取り(問診)、客観的身体所見の内容から原告の自覚症状の発症経過とその要因を判断すると、

1)学校環境における揮発性有機化合物曝露以外にその要因となるものを医学的に見出すことが困難であること、

2)問診及び診療録に記載されている多彩な自覚症状が、揮発性有機化合物曝露によって生じるSBSの一般的症状と多くが一致すること、

3)本SBSの影響(急性)によって、その後遺障害として中枢神経機能障害を主体とした化学物質不耐(いわゆる化学物質過敏症)を発症したことに対する医学的判断に矛盾がないこと(化学物質過敏症の合意事項に一致する典型的な経過)、があげられる。

以上相違ありません。

          神奈川県伊勢原市下糟屋143

     東海大学医学部教授・医学博士・医師

               坂部貢 (敬称略)

 


原判決では、化学物質過敏症の定義にも言及していましたが、

意見書では明快に 柳沼氏の発症を断じておられます。

読み間違えようがありませんね。

2015/12/31

師走のビラ配り

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仕事納めの28日、東京高裁前で有志による早朝ビラ配りが行われました。

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ビラ配布後、あらたに寄せられた署名を提出してきました。

年が明ければ、すぐに判決です。

2015/12/03

控訴審が結審しました

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11月18日、原告側代理人から、東海大学病院医学部教授坂部貢医師の意見書が提出され、受理されました。

が、これをもって、証人尋問が行われることなく、二審は結審となりました。

 

「シックハウス症候群はなぜ起きる? 」 :東海大学新聞WEB版2013年7月1日号

          医学部医学科基礎医学系 坂部貢教授

環境が引き起こす病気 シックハウス症候群 :医学書院 週刊医学界新聞第2510号 2002年11月11日

          インタビュー 坂部貢氏 北里研究所病院・臨床環境医学センター北里大学大学院医療系研究科教授

KOU SAKABE OFFICIAL BLOG

 

超多忙とお聞きしましたが、その通りだったようです。

その貴重な意見書を受けて弁護団の提出した準備書面(5)がこちら。

「20151118.pdf」をダウンロード

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原判決というのでしょうか、一審では、宮田医師らお医者さんの見解がとても軽く扱われた気がします。

坂部教授による意見書の内容は、その診断が矛盾しないこと

さらに

「揮発性有機化合物の影響は関与しないとすると、柳沼殿の症状経過を医学的に説明することは極めて困難である」

とまで言い切っています。(準備書面より引用)

 

あらためて、問いたい。 

原告の身体の症状は、証拠ではないのでしょうか。

現場にいた他の教諭たちは発症し、柳沼さんだけは発症しないとする誠実な根拠を示してほしい。

 

判決は、来年1月27日(水)15:00 東京地裁817号法廷です。

(by karasunoendou)

2015/11/10

水俣と福島に共通する10の手口~そして、保土ヶ谷もまた

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次回裁判まで、一週間となりました。

控訴審開始以来、原告の柳沼さんは、いつ審理が打ち切られるのかという不安と闘っています。

地裁では、原告の求めた証人は、ほとんど却下となりました。

しかも、その選考の過程は長く、傍聴もできませんでした。

どこか既視感があるような気がしていましたが、ああこれだ、というのにぶつかりました。

 

■水俣と福島に共通する10の手口■

     (毎日新聞 2012年02月27日 東京夕刊)

特集ワイド かつて水俣を、今福島を追う アイリーン・美緒子・スミスさんに聞く 

    1. 誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する
    2. 被害者や世論を混乱させ、「賛否両論」に持ち込む
    3. 被害者同士を対立させる
    4. データをとらない/証拠を残さない
    5. ひたすら時間稼ぎをする
    6. 被害を過小評価するような調査をする
    7. 被害者を疲弊させ、あきらめさせる
    8. 認定制度を作り、被害者数を絞り込む
    9. 海外に情報を発信しない
    10. 御用学者を呼び、国際会議を開く

 

とりわけ、「4のデータをとらない」ですが、

現場の教師たちによる検査の要求を無視しつづけた被告側の落ち度を知りながら、

長時間経過後のデータだけをたてに訴状をはねつけた

原判決の姿勢そのものではないでしょうか。

高裁では、同じ轍を繰り返してほしくはありません。

(by karasunoendou)

2015/09/10

第4回控訴審報告集会にて

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裁判が始まって長い時間がたちますが、

今回はじめて、当時の在校生の保護者とお会いすることができました。

何度も何度も学校に検査をしてくださいと申し入れをされたこと、

医師の診断を受けたこと、県の職員と話されたことなどなど・・・・・

やはり、表面にはでていなくとも、大きな不安を抱えている本人や周囲の方たちがいっぱいいるとあらためて感じました。

一審では、事故当時の前島校長が証人として呼ばれて、証言されました。

ほとんど泣きそうになりながら、県側に要請したとおっしゃっていました。

では、その先はどうだったのか。

対応した現場の責任者に、話を聞くべきではないのでしょうか。

裁判所が率先して、事実を明らかにされることを望みます。

(by karasunoendou)

«控訴審 原告意見陳述(2015/2/4) 高橋宏弁護士

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