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2013/03/10

拡がる連帯の輪~2013年3月7日裁判を傍聴して

提訴から三度目の春がきました。

猛烈な花粉の飛びかう中、原告、弁護団、そして傍聴者が集まりました。

弁護士さんの解説によると、今回で原告側の主張の大枠が定まったのだそうです。

次回、被告側から反論をするかどうかの返答をもとめる期日がセッティングされました。

20130307b_3
それがすむといよいよ立証の段階に移ります。

三年の間にさまざまな方が支援の傍聴に参加されましたが、

今回、岩手からはるばる新幹線で駆けつけてくださった方がいます。

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岩手県奥州市立胆沢第一小学校シックスクール事故の関係者である小野寺さん。

   シックスクール裁判傍聴 1 by  化学物質過敏症と闘う岩手のランナーけいのブログ

   シックスクール裁判傍聴 2      (同上)

お嬢さんが発症されて以来、転校、隔離教室でのビデオによる授業、スカイプを使用した自宅での授業など、生々しい報告に慄然とします。

ある日突然、「うちの子」がそうならないと、誰が言えるのでしょうか。

 

ほかにまだほとんど知られていないケースですが、

国学院大学渋谷キャンパスでシックハウス症候群を発症された藪下さんも参加されました。

 

おふたりのお話から受けるのは、たんに心身の痛みにとどまらず、周囲から認知されない少数者の苦しみであること。

また、状況を認知していても、それが集団の利害にそぐわない場合は無視かつ阻害されるという構造です。

が。

上村一夫の「同棲時代」に、花粉病の女性が描かれたのは、マイナーだからこそ成立したエピソードでした。

それが、いまはマスコミの扱わない日はないほどの国民の関心事になっています。

空気汚染、単一種のみの栽培、そして林業の衰退等が絡み合って発生している花粉症は、効率を最優先にした経済の落し物といえます。

いまは発症していなくとも、いつまでも発症しないとは限らない。

花粉症の現状が、シックスクール症候群の先行イメージとならないように

あげるべき声は、いまあげなければなりません。

          by karasunoendou

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